2009.08.31
308
珍獣ハンターイモト、どこまで走ってきたかなあとテレビを見ていたら、選挙報道のフロアに画面が移り、午後8時の投票締め切りに向けてカウントダウンが始まった。
8時ちょうどに、民主300超の出口調査の発表があった。
続いて長野の選挙区5つのうち4つの当選確実が流れた。
あとは見ての通り。民主の圧勝、自民の圧敗であった。
今年3月中谷巌さんの講演を聞いた。
日本がこれまでなぜ世界に類を見ない経済発展を遂げてきて、いま崩壊の危機に立たされているのか。
これまでの発展はなんといっても 「一体感」 であったという。
一致団結して物事に当たるちから、みんなで力を合わせて 「頑張ろう」 のちからであったと。
それは多くの日本人が同じ民族で他国の支配を受けずに、存在することができた歴史的背景によるものも大きく、
いわば日本国民の多くは (すべてではないが) 同じDNAを持っているということだ。
今回は大きなところでいえばもともと同じDNAをもった国民が、国政選挙という国家行事にあたり、やはり同じ感情をもって意思表示をしたということだろう。
一つの大きな感情に傾くというのは、良くも悪くも国民性なのだと思う。
良い方に傾いた時は奇跡の発展を遂げる力があるが、悪い方向に傾いた時には国家の衰退にまで及んでしまう。
我々はその両方を経験してきた。
今回も傾いている。
善い方向に傾いてくれるように、民主党にはマニフェストの実行をしてその成果を挙げてもらうのを期待するのみ。
できる限りその 「副作用」 が起きないようにしながら。。。