2009.09.2
大リーグボール
9月1日 定例の朝礼
8月を振り返り、夏の高校野球甲子園を例えに、みすず工業はどんなチームを目指すのか、話した。
野球チームにはチームカラーというものがある。
打力のチーム、機動力のチーム、投手力のチーム、、、、、
みすず工業が、まず目指しているのは
ノーエラーとバントで勝つチーム
野球はエラーや凡ミスから失点されるケースが多い。
単にヒットを打つ、三振にとるだけではなく 「ミスをしない」 チームが強いチームである。
また、ホームランを打つ練習は難しいし、巨人のようにホームランバッターばかりそろえることも出来ないが、練習によって送りバントは確実にできるようになるし、練習次第で守備は鍛えることができるのだ。
だから、一本のヒットを送りバントでつないで、1点を取り、
エラーをしないで確実に守り切る 地味ーーな野球
これがみすず工業のチームカラーだ。
そこに、さらに、絶対に打たれない魔球 「大リーグボール」 も開発している。 (他者にはまねのできない技術開発)
大リーグボール?
今年入社の二十歳の女子社員の反応が鈍かった。(社員の顔色を見ていると話を聞いている人、聞いていない人、理解している、いないなど手に取るように良く分かる。)
ひょっとして、大リーグボール知らない? 星飛雄馬の大リーグボール。。。
全く知らない様である。あとで29歳になる女子社員に聞いたが、知らないとのこと。
リクルートの営業27歳に尋ねたところ知らないとのこと。
大リーグボールを知らない世代も多いのだ、と愕然としてしまった。。。
大リーグボールとは、マンガ(アニメではなく) 巨人の星 の星飛雄馬が開発した誰にも打てない魔球である。
ノーエラーとバントで勝つ確実性の高い作戦をベースとしながら
一方では誰にも打たれない魔球のような技術開発を進める
これがみすず工業の目指す強いチームである。
しかし魔球はいつか打たれる日が来る。
次なる大リーグボール 3号 4号 を考えなければ。。。