2009.10.15
悼む人
いたむひと と読む。
が、天童荒太の小説とは関係がない話である。
1月20日のブログ で登場した、狸のタケシくんがお亡くなりになったという。
安全コンプライアンス担当の袖山課長よりの事故報告で、会社の前の県道で轢かれていたらしい。
どうして、それが会社に現れた狸のタケシくんとわかるのかは不思議であるが、
それは子どものころからタヌキやキツネと一緒に暮らしていた課長なので、
そういう人にはわかるのだと思った。
会社の前の県道は通りが激しく、狸だけではなく、猫が轢かれていることもある。
そういうときは、社員の誰かが拾い上げてきて、会社の敷地に埋葬している。
今回はいつもの墓地がそろそろ満杯になってきたので、
(なにしろ私が総務課員であった頃に自分で埋葬したころからの墓地なので)
轢かれたすぐそばに埋めて、タケシくんの死を悼んだ。
子狸だったタケシくんは大人になる前に死んでしまったのだろうか、
家族はタケシくんの帰りを今もまっているのではないか、、、
本当ならタヌキも、ネコもそこら辺をウロウロしていて、たまにはエサをあげて、
一緒に大豆島の住人としていられれば良いのだが、、、
地球は人間様優先の土地になってしまっている。