かんましてあげると良くなるんですよね

？？？

かんます→かき混ぜる→混合する　　と言えば何とか技術者の発言に聞こえるのだが、

うちの工場長は　「かんましてみたら　うまくいった」　と言いきってしまうところがすごい。

（かんます　は長野の方言？）

何ともローカルで、ノンアカデミックであいまいな表現である。

が、それが良い時もある。

やってみたらうまくいった。

日々の経験から来るヒントや智恵などの方が、実は教科書に書いてあることや研究室で論文よりも良いアイデアが得られるケースが時としてある。

本日は技術開発のベンチャー企業に来ていただいての技術検討会を一日中やっていた。

私もその　「雰囲気」　を感じる為にその場に居合わせることにしたら出てきた言葉が　「かんます」　だった。

その他にも、　「こそこら辺を　ちょちょっとやってみれば」　などと言う人も出て来る始末。

でも、そこが大事。　

なにも大上段に振りかぶって、　「研究開発」　などと言わなくても、日々の仕事の中でのちょっとした工夫を積み重ねていくのが、みすず工業にしかできない水処理・リサイクル技術の創り方。

だから、まずは　「やってみないと」　ね。

しかし、、、

泣く子もだまる　NEDO　（独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）

の研究テーマに対して　「かんましたらうまくいった」　という発言はうちの会社ならではだろうなあ、、

おそるべし新婚さん。