2011.07.4
動と静の日曜日
まずは 動 から。
息子のリトルリーグは、いよいよ夏の信越大会が始まった。
春の大会が世界大会に通じるのだが、周りの雰囲気を見ていると、リトルリーガーとして最後になるこの夏の大会は盛り上がり方が違うようである。
長野市が試合会場と言うこともあって、一日中丹波島橋のたもとの少年球場でグランド作りやら、土手でファウルボール拾いやらをすることになった。
そして、途中中抜けして社員のお母様の告別式、お斎の席についた。
(※お斎 告別式の後に特に親族や故人と近しい人に席を設けること)
93歳という天寿を全うされたお母様だったせいか、焼香に訪れる人も少なく、お斎の席も6人と言う静かな告別式だった。
お斎の席につくといつも思うが、故人の生きてきた道程、あるいは遺された遺族の(社員の)生きている背景と言うものが読み取れるので、よりその人を深く理解することができる。
静かな人生であった。
それから再度グランドへ。
第4試合でようやくわがチームの初戦となった。
といってもうちの息子は補欠なのであるが、周りの雰囲気も雰囲気なので結構どきどきしながら、初回相手投手の立ち上がりをバックネット裏から見て分析などしてしまった。
相手投手は身のこなしからして非常にセンスを感じる子で、確かに球に伸びがある。
しかし伸びているのは高めのボール球だけ、ベルトの辺りに来る球に伸びはない、しかもカーブの曲がりも小さく緩急も小さい、これならば1、2の3でストレートだけに的を絞って振れば打てるだろう、、、
と安心をして、定位置の土手上に行きファウルボール広いに専念した。
予想通り、わがチームは打ちまくり、コールドで初戦を突破した。
(私の眼もまんざらでもない)
そんな日曜日。