2011.11.21
Web会議
わが社もついにWeb会議を開くようになった?
みすず工業は同業他社や周りの中小企業とくらべて、わりとIT化が進んでいるかもしれない。
それは社長の私が新し物好き、美しもの好きのせいであるのだが、パソコンがオフィス機器の主役になり始めの早い段階から営業パーソンと事務仕事をする人を中心に一人一台パソコンを配置している。
毎日の売上請求、月次の決算、工場の処理原価の管理、営業日報などなどなどなど、、、
いまやあらゆる仕事をパソコンで管理して、ネットワークでつなぎ、連絡報告相談を行い、いつでもどこでも情報を共有できるシステムが出来上がっている。
で、新しもの好きの私としては、今新たなビジネスツールとして急成長している 「クラウドコンピューティング」 を導入しようかと思い始めている。
クラウドコンピューティング は直訳すると 雲型電子式汎用計算機 ということで
本来パソコンは目の前に機械があって電源を入れれば動きだすというものではなく、その中にソフトを入れてあげなければただの置物である。
が、クラウドコンピューティングはいちいち一つ一つのパソコンにソフトを入れずとも、インターネットにつながる環境さえあればあとは、その先の雲(クラウド)の中にあるソフトを使えばそれで事足りてしまうことになる。
まあ、簡単にいうとアパートを借りて家具一式を買いそろえなくては成らない面倒さから解放された、ウイークリーマンションの便利さ、、みたいな感じだろうか。
で、色々と業者を選択してコンタクトを取り始めたのだが、この会社がWeb会議を提案してきた。
普通は営業が会社訪問をして商談を進めるのだが??と始めは首をかしげていたのであるが、見込みがあるかないか解らない会社にわざわざ訪問しても時間的なロスが大きいという、急成長している米国本社の会社のやり方であるようだ。
で、Web会議。
当日は事務所から何メートルにもわたり線を引っ張ってきて(いきなりアナログだが)、パソコンからインターネットでその会社のWeb会議のページに入って行き、電話をスピーカーにしてつないでスタートした。
まずは当社の要望をヒアリングしたのち、このような使い方がある、、ということで先方が提案するシステムを画面上で操作しながら、その画面をプロジェクターで見ながらやり取りを進めた。
始めてコンタクトをとる会社とは、面と向かってその人となりからいろんな情報を読み取っていくのが普通と思っていたので、正直どれだけのことが解るのが、いささか冷めた眼で会議に出席していたのであるが、これが意外なほど、効果があった。
クラウドコンピューティングの可能性を理解できたのはもちろんのこと、Webを介しての会議というものもこれからの手法であることを体験できたのは良かった。
なるほどなるほど。