2011.11.18
強制減量
まずい、体重が一向に落ちない。
10月始めにマラソン練習を再開した時は、今年3月の体重74kgから9kg太っていた。
まずはLSDをやりながら80kgまで落として、、などと思っていたのが、食欲旺盛、走力減退で
走ろうとしても体が重く、モチベーションも上がらないので長い時間走ることができずじまいだった。
自分でも練習開始から体が軽くならないなあ、、と思っていた矢先、オーダーしておいたスーツを試着して愕然とした。
私は特異体型つまり、身長は186cmで超イカリ肩の前肩なのでまず、既製品で体に合うスーツは無い。
ので地元のテーラーでいつもつくってもらっている。
最初は体型にピタリと会うスーツで満足していたのであるが、スーツの世界も奥が深い。
時計の世界や酒(ウイスキー、ブランデー)の世界と同様、ここにも現在では造りだすことのできない、人間の血の通ったような工業製品としての生地が存在する。
現在の効率優先の高速織機では再現できない、非効率な低速織機によって織られた、目が締まったがっしりとした重厚感のあるヴィンテージの生地などを見ると思わず誘惑に負けてその場でオーダーしてしまうのである。
今回は普段用のスーツということで、
Wood Houseという英国の生地メーカーの、これも少し前にどこぞの会社に買収される前の良い生地の時代のものということで、テーラーのオヤジが探してきたものを仕立ててもらった。
珍しく生地が長く買えたというので、ベストも造りましょうということで始めてスリーピースにしてみて試着したのだが、、
べストがきつくてボタンがはじけ飛びそうなのだ。
やはり太ってしまったと思い、改めて計測したところ
85kg ついに3月からプラス11kgになってしまった。
これは走って減量だけでは追いつかない。
食事を減らして急激に減量するしかない。
80kgを切るまでは倒れない程度に食事を取り、速やかに減量することとする。
写真でみると解りずらいかもしれないが、
呼吸が深くできなくて高山病になりそうだ。