2011.12.19
皇国ノ興廃、此ノ一戦ニアリ
そこから旅順港は見えるかー!
、、、、、、見えます! まる見えであります!
前回はついに、
乃木第三軍が死力を振り絞って戦い二〇三高地を奪取した。
日曜日の昼間は誰もいないことをいいことに、何回この場面をみて涙したことか。。。
そして今回はいよいよ、バルチック艦隊である。
明治日本人にとって、 「二〇三高地」 と 「バルチック艦隊」 という言葉ほど、
それぞれの人生を左右する、重みのある言葉は無かったのではないだろうか。
で、対馬沖に来るか、太平洋を廻るか、、、これほど重大な二者択一というのもない訳だが
ついに対馬沖に敵艦を発見
Z旗を揚げ
皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ
の伝令が、連合艦隊全ての艦船に、そして伝声管を通じて、すべての乗組員に伝えられ、、、
運命の海戦が始まった。。。
皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ
これを聴いた兵士は何を感じただろう。。
おそらくこの言葉通り、一層自らを奮い立たせていったことであろう。
解りやすい言葉で、全員に伝える。
果たして今のわが社にそれができているだろうか。
会社が進もうとしている道を理解する、
社長から社員まですべてにおいて一つの心棒となって貫くものがあるのか。
彼らの姿から、たとえ戦艦の底にもぐって作業をする乗組員であっても、
明治日本の危機を救う、その使命感を持ちながら闘う強さを感じた。
伝声管から聞こえてくる声に耳を傾ける、船底の戦闘員の姿から、
とても大切なことを教えてもらった気がする。