2011.12.14
ワインはラベルで飲む
私は酒が強いわけではないが、うまい酒は好きである。
いわば、うまいのもを食べるのが好きなのでその延長線上でうまい酒を飲みたくなるのだ。
で、親しい経営者仲間5人でワインの会を結成?してワイン会を行っている。
月1回、1万円の会費で集まり、
当日はテーマを決めて(今月はカリフォルニア特集、、など)会費の半分をその日の飲み食い代にしている。
そして1年間溜めたお金で12月には特別なワインを飲むことにしている。
店のオーナーが選んだ今年のワインは
REROY の
Latricieres-Chambertin 1989年
簡単に言うと、
ルロアという人がラトリシエール・シャンベルタンという地域の畑の葡萄で造ったワイン ということで
このルロアさんがすごい造り手、しかもメゾンルロア、つまり自分ちの畑で採れたブドウで作っているワイン(はキャップが赤らしい)で希少性も高い、、、
そこでこういうときはブラインドテストを行う。
銘柄に迷わされず、自分の感覚で
これを当てるのだ。
今回の比較は、右はREROY、で左は普通の Gevrey-Chanbertin2009年。
その価格差は何と40倍である。
これは楽勝、とのんでみるとやはりすぐに違いが分かった。
5人全員の意見が一致したところで答え合わせをしてみると、、、、まんまと外れてしまった。
一同意気消沈。
オーナーの 「ブルゴーニュは難しい」 の言葉も慰めには成らなかった。
我々もだてに100本以上のワインを飲んできたわけではないのだが、、、
ワインはラベルで味わうものである、、、と正直に思った。