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2012.01.26

新協会名選定委員会 に出席した。

 

昨夜のTVドラマ、刑事もので人気のある番組らしいが

産業廃棄物処理業の社長の殺人事件を巡る、刑事とその相棒の推理と捜査を描いた

回をたまたま観た。

要は

外国人不法労働者を牛馬のように扱い、不正を働く悪徳産廃業者

を背景とした殺人事件という設定だ。

産廃業者 ってこんなイメージなのかな、、と哀しくも思い、脚本家の思慮の浅さ

に怒りもした。

まあ仕方がない

私の好きな直木賞作家も、その受賞作品での産廃処分場の情景についての描写は

ひどいものだったのだから。

世の中の意識はまだそういうところに在るのだ。

 

そういう背景もあり我が 長野県産業廃棄物協会 は名称変更を検討している。

何年か前に一度 長野県産業廃棄物処理協会 から 「処理」という文字を除く

名称変更をした。

つまり、これからの時代 「処理」 だけやっていればよい訳ではないという時代

の流れを読み取ったのだった。

 

そして、今回は 産業廃棄物 とか 産廃 という マイナスイメージの払しょく

と ともに

我々が扱う物を 「廃棄物」 という概念でとらえるのはやめよう、、、

という意思表示をしたいという主旨で変更の検討を始めた。

 

我々が扱う物は、ゴミ ではなく 資源である。

一度は廃棄される運命になりそうな物を我々の手で資源へと生まれ変わらせる

そこに循環の環を創るのだ。

ということで、協会名のキーワードとしては、

 

資源、循環、環境、再生、保全

 

などという言葉の組み合わせになるだろう。

かといって、  長野県資源循環環境再生保全協会  では何とも長すぎる。

ということで当然一回目の会議では決まらず、次回までにそれぞれの委員が再考を

求められた。

 

私は、我々の手で、我々業界の使命を新しい言葉として定着させたいと思っている。

それは例えは悪いが、そのむかし「トルコ風呂」 が 「ソープランド」 に変わって

しっかり定着したように。

 

我々は、捨てられる運命にあった廃棄物を資源として生まれ変わらせる仕事を使命

とする団体でありたい。

資源循環 それが我々の使命だ。

 

追伸  冒頭のTV番組等へは業界団体として抗議してもいいくらいだと思う。

その昔、一人のトルコ人留学生の抗議運動から、ソープランドという名称変更に至った

ように。。