2012.01.23
悪代官の正体
加賀の悪代官の正体、それは、、、
全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 信越北陸ブロック 幹事会が 石川県金沢市で行われた。
いつもの如く 漢字が多く難しそうな会議だが、平たく言えば
業界団体の北陸信越5県(福井、富山、石川、新潟、長野)の青年部会長が集まる会議である。
議題は2月10日に開かれる スプリングカンファレンス in 沖縄
全国の青年部会長が一同に会した会議での討議事項の信越北陸ブロック内の意見交換である。
尾崎会長率いる全国の青年部会は今年、CSR2プロジェクトを展開しようとしている。
スプリングカンファレンスは、その進捗状況や更なる活動の展開を話し合う場であり、我々青年部活動をどのように展開していけばよいのかを議論する場でもある。
真面目に意見交換をしました
という事で、懇親会は金沢の創業120余年の老舗料亭 金城楼さんで。
さすがは加賀百万石の城下町、素晴らしい店であった。
で、加賀百万石と言えば、悪代官である。
昨年全国青年部の副会長を惜しまれながらも?引退をして余生を過ごしていたのであるが、
懇親会からご登場となった。
そんな懇親会の中で、ふと 明日時間があったらうちの会社へ来て見るけ? (みたいな加賀弁だった)
とお誘いがあり、、、
全産連のメンバーとは会議で会うことはあってもその会社まで行く事はめったにないことで、また悪代官の素顔はどんなだろう、、、という好奇心もあって
喜んで訪ねることにした。
翌日、
まず出迎えていただいたのは、悪代官のお父様の会長さん。
年はそれなりに取られているのだろうが、その雰囲気はひと言でいって少年のような好奇心溢れる表情をされているのが印象的であった。
会社を案内していただくと、、、
私が想像していた会社のイメージ (巨大マグネットで大物金属を分別していく) とはかけ離れていた。
混ぜればゴミ 分ければ資源
を正に実践している会社で、人差し指の腹に乗ってしまうような微細な金属部品でさえも分別して資源としていく工程には感心した。
(普通は見学を受け付けていないので、このくらいの表現にしておいた方がいいかな、ノウハウが一杯詰まっている工場であった)
また、金属商とは別に炭についての研究開発をされているというもの初耳だった。
こちらは会長さんがライフワークのように取り組んでいらっしゃるとのこと。
炭に関する様々な開発製品や開発現場も見せていただいた。
会長は現場に入るとまず出てこなくなってしまうくらい研究に没頭されるという、、
(なるほど好奇心旺盛な少年のような眼をされている訳だ)
悪代官ご本人は、、、
いつものスーツ姿とは異なり、よく使い込まれた作業着姿が板についていた。
現場の案内を一つ一つ詳しく説明してくれるその姿は、、、
悪代官の正体とは、、、、
自ら会社の先頭に立って日々厳しい現実と向き合う、、
心正しき青年であった。 (なのでたまには弾けちゃうのかも)