それで、和歌山の翌日は兵庫県は明石市まで行った。

同じ関西といえども2時間はかかる。

なぜこんな遠いところまで来たかというと、ここでしかお願いできない大事な仕事があるから。

みすず工業の商売道具において、最も大事でかつ最も高価な物

タンクローリー車　を造ってもらっている会社を訪問した。

初めて訪問した時から、その現場と社長の活気に惚れ込みタンクの制作とお願いしているので

品質には絶対の信頼を置いているが、今回は当社の社名発表に伴い車両のデザインをがらっと変えるための打合せに出向いた。

イメージカラーは赤。

今までのブルー／グリーンの車体からがらっと変えるため、さてどうしたものか、、、

消防車を始め様々な車両の写真やミニカーまで引っぱり出してきて、しまいには設計の人と打合せして居たはずが、社長がきて社内の人に聞いて回り、ああでもないこうでもないと総力を挙げての検討になった。

おかげでなんとかイメージをまとめる事ができた。

後は赤の色目である。

明るい赤、朱色、暗めの赤、あずき色などなどなどなど赤にも色々ある。

これは実際に塗料を塗って色見本を作成してもらうこととなった。

さて、この白い車がどんなカラーになってくれるのか。

楽しみである。