短い、、というか夏が来る前に夏が終わってしまった。

リトルリーグ夏の大会の開幕。

第一日目１回戦が行われた。

最後の大会ともなると選手も、そして周囲の親の雰囲気も少し、いや格段にその空気感が違ってくる。

負けたら終わり、の気持ちがチーム全体に漂い、試合開始後も異様な緊張感に包まれていた。

序盤は０−０の緊迫した展開、３回裏にチャンスがきて息子のタイムリーヒットなどで3点を先取。

これは勝てるか、、、と喜んだ矢先4回の表の攻撃であっけなく逆転、あとはズルズルと点を取られてしまいゲームセット。

夏が終わってしまった。

リトルリーグ入団以来１年半、様々な事があったがあっという間に終わってしまった。

親としては寂しい限りである。

息子はどう思っているのだろうか、、、

自分の時の事を思い出してみようと思っても、リトルリーグ最後の試合のことは正直思い出せない。

覚えているのは息子と同じ丹波島橋のたもとの少年球場で練習をした日々のこと、

そして、雨降りのこの日と同じく、雷雨でグランドが水浸しになり橋の下で雨宿りした事、、くらいか。

がしかし、そんな自分の子ども時代の出来事を追体験できるだけでも感慨深いものがある。

まあ、それだけでもよしとしなければ。

良い夢を見させてもらった、、、夢の様なひとときは誠に短い。

次はどんな夢を見させてくれるのだろうか。