2012.07.17
夏の終わり その2
あっけなく初戦で敗退してしまった。
まあ、終わってから言う訳ではないが、娘からの報告を聴いているとどうもチームとしての盛り上がりに欠けるというか、むしろかなり下降気味な雰囲気になっていたので、
これは初戦で敗退する可能性もあるな、と思っていた。
高校野球は監督とピッチャー
と私は確信している。
この二つの要素がそろえば強いチームになる。
そのピッチャーが不安だったが、結果を見てみると4点に抑えたという事で彼なりによく投げたと思う。
問題だったのはチームのコンディションだ。
負けたらおしまいという短期決戦において、ましてやメンタルな部分の影響が大きい高校野球において、チームのムード作りやコンディションを整えるのは一番大事なところだ。
どうもその辺りができていなかった様な気がする。
大会前の練習試合で大敗が続き負け癖がついていたのか、そのメンタルの調整を図らなかったのか、
また中軸の調子が悪かった所の調整を図らなかったのか、、、
私が3年時の夏の大会で負けたときにスタンドで悔し涙を流していた彼が監督だからこそ敢えて言わせてもらうと
その調整をするのは監督以外に居ない。
やるべき事があったのでは無いかと思うと悔いが残る。
救いはこの敗戦に一番悔しい思いをした生徒たちだ。(あのクールなわが娘までも泣いたらしい。)
今年のチームも良いチームだったが、この悔しさをバネにさらに良いチームを作ってくれるだろう。
負けから学ぶことは大きい。
彼らはいま身を以て学んでいる事だろう。
しかし、、、今年の夏は短かったな。