2012.08.27
森林(もり)の里親2012
昨年に引き続き、森林(もり)の里親事業に参加した。
この事業は長野県林務部が企画運営していて、簡単にいうと
長野県の豊かな森林をみんなの手で保護育成していきましょう、、、というもの。
我々長野県廃棄物協会青年部もただ集まって夜のまちづくりに貢献しているだけではなく(それも良いことだが)昼間の貢献それも
我々の事業目的に近いところでの社会貢献を目指そうということで始めた事業である。
今年も坂城町森林清算組合の皆さんにご指導を受けての整備作業となった。
今年植えたヒノキやカラマツの苗はまだ30センチほど。
そこを周りの雑草やツルが巻き付いて覆ってしまっている。
埋もれてしまった苗木を探し出してそれら雑草を取り除いてやる。
地味な作業だが一本一本丁寧に行い苗木の成長を待つ。
しかし我々はその成長を見届ける事は出来ない。
この場所が木漏れ陽しか地面に届かない立派な森林になるにはあと30年以上かかる。
気の遠くなる仕事だが未来を見据えた大事な仕事でもある。
自分たちの代で完結しない大きな事業をするという経験は滅多にできないこと
そう考えると林業というのは壮大な事業であることが分かる。