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2012.11.13

ジャカルタ日記 車窓編

帰国後だいぶたってしまったが、ジャカルタ・インドネシアの総括。

 

車車バイクバイクバイク車車車車バイク車車バイク車車バス

渋滞のジャカルタのバスの車窓からジャカルタの街を眺めた。

 

ジャカルタにあるもの、

車、バイク、バス、混沌、猥雑、ごみ、汚染されまくった川、高層ビル、トタン屋根のバラック小屋、

そしてエネルギー

 

かわ1 2.jpg

年配の参加者が言っていた、今ジャカルタは日本の昭和40年前後の状態ではないかと。

 

経済成長著しいがその反面、皆が豊かになり始めて車バイクそして様々な活動から放出されるゴミのやまが道路や河川を埋め尽くしている。

 

街を走ってみると分かるが、酸素以外の成分が多くとても長時間は走っていられない大気汚染の状態だ。

 

なので、ジャカルタにないもの、

清掃、清潔、衛生、秩序、

しかし 不幸 もない。

 

視察での話しを聞いても、まちを行き交う人を注意深く観察しても、どうも彼ら彼女らからは悲壮感や喪失感の様なものは感じ取れないのである。

 

私が考えるに、その源となっているのは混沌としたエネルギーなのではないか。

万事整っていないことで、かえっていろんな所にエネルギーが潜んでいるような気がしてならない。

秩序に向かおうとするエネルギーが作用するような。。。

 

日本はとっくにこの手の混沌をくぐり抜けてきた結果、秩序ある社会が形成されてきた。

その代償として?エネルギーが失われてしまったのか。

 

インドネシアも今はいいがそのうち曲がり角に行き着くであろう。

そして日本がたどった道をたどる日が来るのか、来ないのか

そんな事をして順番に世界中の国と地域が富を得るようになって行くと一体どうなるのか。。。

 

 

車車バイク車車車バイクバイクバイク車バイク車車バイクバイク車車

いくら考えても答えは出ない。

ジャカルタの街のように頭の中は整理がつかない。

 

しかし、こんなに考えても一向にバスは今夜の夕食会場につく気配がない。

 

ジャカルタ滞在中の多くの時間を過ごした路上からの感想だった。  

 

ジャカルタ日記 (了)