2013.04.24
長野マラソン2013 前半
長野マラソン翌日、何とも言えぬ不思議感、喪失感が充満するなか、
気が済むまで走ろう、、とただ漠然と走った。17km。
気が済んだ訳ではないが、長野マラソンのレース展開からまとめてみよう。
これでもか、という最悪の天候。
さて、ウエアをどうするか、今までに買い込んださまざまなウエアを引っ張りだしてファッションショーをやってみたが、最終的に選んだのは当初のスタイル。
ノースリーブのユニフォームに、アームカバー(昔の公務員が袖につけてた奴みたいな)、膝上のハーフタイツ。
なぜそうしたかというと、
寒いなら徹底的にその寒さを体感して過酷な状況に陥ろう
という訳の分からない理由からだ。
スタート前、周りに人が密集しているせいか、アドレナリンが分泌されているせいか、寒さは感じない。
スタート
シャーベット状になった雪をよけながら、人にぶつからないように慎重に走り始めるが、たまに地面などお構いなしにバシャバシャ走る人からの跳ね返りでシューズはすぐに水浸しになってしまった。
まずは慎重に、ペースを意識しすぎないで走ること、応援してくれる人をさがしながら走る事を心がけた。
5分30から40秒のペースを刻み始める。
寒さで体がほぐれてくる状態ではないのでまずまずのペースではないか。
5km、10km脚に任せて無理にペースをつくらない。
しかし、1時間も走っていると一旦暖まりかけた身体が再び冷え始める。
まず、早々にずぶぬれになった足の裏の感覚がマヒしてきた。
地面に着地しているのになにかフワフワとした感じでどこで着地しているのかあやふやになってきた。
それでもペースは5分25から35秒くらいを刻んでいる。
そして16km、会社のまえを新入社員の大事な役割であるスペシャルドリンク渡しも無事受け取って元気よく走り抜ける。
が、ドリンクのキャップを開けようとするその手の感覚もマヒしていて自分の手ではないようだ。手袋一枚では太刀打ちできない寒さだ。
Mウエーブを回り再び会社の前を通り、新入社員ジョナサンの伴走(5メートル)の声援を受けて五輪大橋へ。
そこで後続のカナザワに笑顔で抜かれ、知り合いにまた抜かれ、まあここはダラダラ昇りだから脚を休ませて、など考えながら橋を渡ると中間点。
時計は2時間1分7秒
さて、どうしたものだろう。
脚は残っているか???
(後半につづく)