2013.05.28
臥薪嘗胆 会津遠征その1
チャレンジ磐梯吾妻スカイライン大会
臥薪嘗胆シリーズ、「川内作戦」の最初に選んだのがこの大会。
福島県は磐梯吾妻スカイラインを、ひたすら、ひたすら、ひたすら登り、
ひたすら、ヒたスラ、ひたすら、降る。
( 1ひたすら=10km )
朝の4時、ようやく朝の気配が漂い始めたスタート地点にタクシーで乗り付ける。
予想した通り、180人あまりの参加者のローカルでアットホーム的な雰囲気が漂っている。
苦手な雰囲気だ。これで話しかけられでもしたらどうしよう、、、
と、余計な心配をしながら5時にスタート。
まずは標高230mから140mへの緩やかな下り6km
ウルトラマラソン好きの強者もいれば、楽々参加者も居る中でとても慎重に、
7分00秒/kmで走ろうとするが、本当に最後尾がわずか10m近くに迫ってきたのでちょいとペースを上げる。
コース、最低標高の6km地点を過ぎるとあとは登りだ。
いよいよ、練習の成果が発揮される時。
抑えて、抑えてとあくまでも自重するが、そもそもスタートから遅い人たちのペースよりは遥かに速い。
登り坂なので風のようには抜けないが、ジリジリと一歩づつ追い抜くのは気持ちがよい。
10km、15km、20km、、、、
標高は300m、600m、1000m、、、
新緑の磐梯吾妻スカイラインをただ、黙々と昇る、前の人に追いつき、そして抜かす。。。
ずいぶんと昇ってきたものだ。。。
だが、トレーニングの成果か、まだ余裕がある。
このまま余裕を残しながら、、、、というのがレースの常道なのだが、
ここで林君は、変な考えに取り憑かれてしまった。
楽な降りに余力を使うとは何事か
全力で昇りきってこそ、臥薪嘗胆、自分の糧になる。。。
20km過ぎ、ギアチェンジをしてまた、ひたすた昇り始めた。
(づつく)