2013.07.22
千羽鶴に思いを託す
昨日で終わってしまった夏。
どうしても解せない事があるので言ってしまおう。
疑問点。
試合終了後、負けたチームから引き継いできた千羽鶴を勝ったチームに渡す場面がある。
負けたチームの選手の無念の表情を見ると心が痛むが、千羽鶴の受け渡しを通して
お互いの健闘を称える、素晴らしい瞬間でもある。
今まで負けてきたチームから思いを託されたものを含めて、自分たちの千羽鶴を
我らが主将が、負けた相手校にどのような思いで渡しにいくのか、、、
見守ろうとしていた矢先、
ご丁寧に相手校の選手がもらいにきてくれた。
素晴らしい気の効かせようだ。
当然もらえるものと踏んでいるにせよ、わざわざ勝ったチームから出向いてきて
「もらいにきました」はないだろう。
一万歩譲って主将でも来ていれば別だが、
何か忘れた道具のひとつでも取りにくるような感じで、
背番号のない補欠が取りにこられては、
負けたチームの選手の気持ちが浮かばれない。
力の限りを尽くして勝負した者同士、敗れた者に最大の礼を尽くすのは、
日本人のもっとも良い美点ではないか。
高校野球を教育としてみたときに、今回のような行為が残念でならない。
もっとも取りにきた選手に罪は無い。
指示した人間は誰だ。
よもや監督の指示によってでは無い事を願うのだが。。。
本日の試合後
負けた彼らはどうしたのだろうか、
勝った高校が千羽鶴を取りにくるのを待っていたのだろうか。
私立強豪校では「取りにいってやる」のが礼儀なのであろうか???
だれか教えてください。