我が社のトラックは長距離走行が多い。

名古屋辺りのお客様（製造工場）だとほぼ毎日運行している。

片道300kmくらいであろうか。

だがその辺りではまだまだ、中距離と言えてしまう。

その先が福島、三重で400km、その先が大阪で500km

もっとも遠くは北九州まで、その距離1000km

この距離を事故を起こさない事はもちろん、スピード、急発進、急ブレーキ

アイドリングなどに細心の注意を払い、安全&エコ運転を全車両が実践している。

まさに、プロドライバーだ。

私はといえば、長距離運転はさして苦にならない。

私が歴史上もっとも長距離運転したのは、、、

ノースリッジ　ー　アルバカーキ　　1200km　である。

或る日、友人のシゲオ君と二人でノースリッジ（おおざっぱに言えばロスアンジェルス）

からニューヨークまで、アメリカ大陸を車で横断しよう、、と思い立った。

なんの計画も無く、ただひたすら東を目指す気ままな旅で、

その初日、朝７時に出発して、なーーーーにもないだだっ広いハイウエイを

走る　走る　走る　走る

夜の10時にそろそろ寂しくなってきてたどり着いた町がアルバカーキだったのだ。

それでもまだアメリカ大陸の３分のⅠも走っていなかった。

その後、オクラホマシティー、セントルイス、を通り３泊４日でＮＹに到達

すぐさま折り返して、今度は北部コース、シカゴ、デンバーを通りノースリッジへ

４泊５日で到達。

この旅についての思い出は尽きない。

いつか　ＺＥＲＯへの道程　ー番外編ー　ででも語ってみたい。

ひと言で言うならば、、、、

先の大戦で、アメリカに負けた理由がよくわかった、ということだろうなあ。

２２歳　ぷりぷりしてるな。