2014.08.18
お盆 2014
今年はやる事がなかった。
娘の高校野球も、息子の中学野球も終わってしまったからだ。
それで、何となく 甲子園 に行ってみようと思いついた。
娘と息子を誘って、とおもったが
娘は甲子園を一切見ないという。
切り替えが早いのか、もう野球に興味がないのか、、、、
真相は分からない。
で、息子と二人で甲子園へ向かった。
深夜1時半に現地着、西宮駅近くの駐車場で仮眠を取って、早朝5時半に甲子園へ。
すでに、長蛇の列ができていたが、6時50分開門とともにバックネット裏の席を
目指していくと、意外とすんなり前から8列目の良い席をゲット。
春のセンバツ大会は、
長野高校出場のアルプス席、
長野高校二度目の時の甲子園練習帯同で土を踏み、
長野商業(金子千尋)の時のバックネット裏、
そして今年三月の外野席
と結構来ているが、
夏は
小学校5年の時、長崎海星高校 のサッシーこと酒井投手を見て以来であった。
第一試合、お目当ての 佐久長聖戦が始まる。
そのプレイボールのサイレンが鳴り響いただけで鳥肌が立つ。
甲子園は特別だ。
その、佐久長聖も接戦を制し勝利、両チームが整列すると、
健闘を称え場内が拍手に包まれるところでまた鳥肌。
バックネット裏の席には、有名な「ラガーさん」をはじめ高校野球を
心底愛する人たちが多い。
選手たちの好プレーや健闘ぶりに惜しみない拍手がわき起こる。
特に、ここ1番、先頭打者がヒットで出た後に、代打が犠牲バントを決めた時には
ひときわ大きな拍手が送られた。
甲子園はいいなあ。
と、第三試合まで見てから、甲子園博物館へ。
長い甲子園の歴史の全てを振り返る事ができる。
星稜ー箕島 の延長18回の奇跡の試合、
早稲田実業荒木大輔を打ち崩した池田高校やまびこ打線、などなど
高校野球ファンにはたまらない展示だ。
初めて甲子園に来た時、林少年はこうつぶやいた。
「甲子園は見に来る所ではない、出るところだ。」
いまでも、そう思う。
バックネット裏の席と、バッターボックスまではわずか20メートル。
打席に立ってみたかったなーと思う。
でも、観るのもいいなあと、今回改めて思った。
そんなお盆休み。