New entry

通知表 2024

敗因 2024

長野マラソン 2024

前日気分 長野マラソン2024

ですますイップス

New entry

仕事のこと

ゼロの風景

私の思い

人 ひと

Private

マラソン日記

こだわり

ZEROへの道程

New entry

2015.03.20

残心 卒業式2015

残心

先生は最後に送る言葉として、この言葉を板書した。

 

卒業の季節。

先日は高校生の娘を (PTA会長のあいさつつき)

そして今週は中学生の息子の卒業を見守った。

 

月並みだが早かったなあ。

彼の中学生活は野球そのものだと言っても過言ではなかった。

勉強がとりわけできるわけでもなく、部活動に打ち込む学校でもなく

ともすると、落ちこぼれになりそうな環境ではあったと思う。

 

が、野球に打ち込んで、非常に厳しい勝負の世界に身をおいたおかげで、

学校でも、こと野球においては認められる、そして受け入れられる存在に

なれたのではないだろうか。

 

厳粛な卒業式はいつみてもこちらの身が引きしまる。

そして、卒業証書を受け取る息子の姿を見るにつけ、よくぞここまで

(身長的にも、人間的にも)成長したなあと誇らしげに思った。

卒業式を終えると最後のホームルーム。

今時の中学生はどんな感じなのかと見ていたら、最後に合唱をした時はやはり

泣いている子がいた。息子の目も滲んでいた。

 

子供達は慣れ親しんだ中学校生活に、仲が良い友達との楽しい日々に

別れを告げる、その悲しさを乗り越えないといけない。

どんなに楽しかろうか、居心地がよかろうが、全てを卒業して次なるステージへと

旅立たないといけないのである。

でもその道は確実に成長へとつながる。

 

大人の我々は泣くわけにはいかないけれど、どこかで何かから卒業していく

ことが肝心なのだと思う。

成長を望むのであれば。

 

残心

剣道をしている担任の先生が、剣道での心得として贈ってくれた言葉だ。

面を決めに行って打ち込んだあとにも、気を抜かない姿勢が大切

との意らしい。

 

私は「残る心」をどう断ち切っていくか、、、、、

一度の人生を思い切り生きるのに必要な心得

と置き換えてみた。