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2015.04.23

走行記録 -ロープ-

最終関門

この関門いやらしいことに、41.1km ゴール寸前にある。

34.2kmであと8分ちょうどあった執行猶予はこの7km持つのだろうか、、、

 

岩野橋を折り返すとそこから先はいつもながら地獄である。

ペースはついに8分台へ

もう脚が動かない、それでもなんとか走ろうと粘って、粘って、粘って、、、、、、

36.7kmの給水ポイントにたどり着き、初めて立ち止まって給水を取り、

リスタートと思ったのだが、すでに頭はボーッとして(低血糖状態)

「走れ」の命令が出せない状態、かろうじて早く歩き始める。

 

あとは、朦朧とした頭で幾度となく計算をし始める。

残り8分あった猶予がどのくらい残されているのか、、、、、

 

1kmほど歩き、休めたので再び走り始める、

が一度動きを止めた筋肉は痙攣を始めようとしていた。

再び歩き始める。

また、走る、歩く、、を繰り返し堤防道路が終わりオリンピックスタジアムへの

栄光の直線に入る。

ここは若干くだりなので再び走り、歩きを始めると、

ついに最終ラインを告げる車が後方から迫って来た。

 

40km通過 あと1.1km

すでに限界の状態であと1.1km走り続けなければならないとあっては

最終関門クリアはほぼ絶望的であった。

 

しかし、とにかく走り続けた。

両足が痙攣を起こし、もう体を支えて走る筋肉が見当たらない

が、走りを止めたらおしまい、

痙攣を抑える体制をなんとかとり、喘ぐように走り続ける。

 

やがて関門はその先の信号だ、あと100mと告げられると

急にアドレナリンが頭にみなぎり、脚に力が宿り気が狂ったかのように

スパートをかけ始める。

 

関門の時間表示が目に飛び込んだ瞬間

4時間58分56、57、58、59、  4時間59分00

 

係員がロープを張って、はいおしまい。

 

あと2秒、10mだった。

ものすごく頑張った割には、あっさりと終わってしまい、悔しさもなかった。