2015.07.1
ZEROへの道程 ーCUSCOー
インカ帝国の首都 クスコ
石畳のまち 民族衣装の女性たち
そして、空気が透明なまち
3400mという高地であるためか、とても軽くそして乾いていて
心地よい。
南米特有の楽器、チャランゴやサンポーニャの乾いた音がよく似合う。
とはいっても、観光都市なのでたくさんのツーリストにまとわりつく物売りも
少ないない。「アナタコレカッテクダサイ」
街の中心の広場の階段に腰を下ろすと、物売りと興味津々の子供達が入れ替わり
やってきて、時にはある兄弟が「ぼくのうちに来なよ!」とさそってくれたりする。
(行けば良かったがこのころはまだ警戒心が強かった)
「アナタ カッテクダサイ」
12歳というその二人の少女は学校に通っているので英語が少しはなせるという。
結局その二人組にとことん粘られて、結構かわいい子だったりしたので
独り旅の荷物になる土産品を買ってしまった。(美人は得である)
もっともこの頃はペルー辺りで旅を終えて帰るつもりだったのだが、。
クスコはまちじゅうが遺跡のようだ。
数百年も前に作られたインカ帝国時代の石積みがウワサどうり、カミソリの刃
も入らないほどの正確さで残っている。
私の隣の石、単にぴったりなだけではない、十二角の石なのである。
南米ペルーインカ帝国の首都クスコ
旅の醍醐味にすっかりはまり始めていた。