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2015.07.3

ZEROへの道程 九月二十四日

九月二十四日 CUSCO

 

リマ着AM6;00 時差1時間 リマ時7;00  LA 5;00

44時間のバスの旅を経験したら5、6時間なんてほんと早いものだ。

イミグレはおどろく程スムーズ。パスポートの写真すら見ないのだから。

 

クスコのまちは石畳だ。有名な石積みよりもまずそれが目に入った。

それにやっぱりここは南米だ。メキシコとはふんいきがちがう。まず衣装。ほんと

にインディオの服をきた人たちが生活している。現地の人たちの市場のほう行ったが、

ほんとに生活がにじみ出ているところで、圧倒されてしまった。

 

ベンチにすわっていると、ここでも例外なく物売りがよってくる。

「あなた買ってください」と言って。大人もいるが子供も多い。けっこうかわいい

子なんかがいて、その子と値段の交渉したりするのが楽しかった。

12才で学校行っているから英語ができるといっていた彼女はサウスポー。

結局その二人組にはとことんねばられてまた何回も出会ったので、くびかざり、

はいざら、えはがきをかってしまった。まあ本当に安いしいいけどね。

 

あと、ボールペンをくれと言って来た子供もおもしろかった。

となりにすわっているヒッピーを、くるくるぱあだとか、無邪気な子だった。

ボールペンをあげればよかったか?いや物もらってもその子の何のためにも

なりやしない。

 

そう、空港からタクシーで来てそのまま強引に宿まで紹介されてしまった、

今度こそは失敗しないように と思っていたのにこれだ。

弱気だ。ああ、水が一滴も出ないしどうなってんの。

 

でもクスコはよい。まちを歩いたり、子供たちとはなしたりするだけで楽しい。

ここはまぎれもなく南米なのだ。

あの子供たち一生クスコからでることなくああやって物売って歩いているのだ

ろうか。でもクスコじゃそれ以外商売なんてないしな。

何を楽しみに生きているのだろう。

ごらくもなく、旅行するでもなし、あと二三年したら男の子を好きになるだろうし

けっこんして子供産んで子供あやしながら、道端で物を売るのか。

そうしたらなんて素朴な一生なんだろう。ああ、言葉がつうじたらいろんなことを

はなしてみたい。

 

タクシー 5000インティ 夕食 20,500インティ

えはがき 5000インティ くびかざり5000×2 はいざら 2000インティ

あんないしてくれた奴 5ドル リマークスコ 86ドル

 

(当時の日記原文まま)