2016.02.29
真田丸考
真田丸 とかいて 「うそつきまる」と読む。
NHK大河ドラマ
長野県民待望の 真田丸 がスタートした。
小諸城、海津城、などなど身近な地名が出てきて、なおかつ周りを有力大名に囲ま
れた信濃の国衆の身分が、イコールゼロと重なりさてこの戦乱の世をどのように戦い
抜いていくのか、、、を見所としていた。
三谷幸喜の脚本も時代劇という枠にとらわれない、テンポのよさが良いのだが、
どうもこのところ違和感、というか不快感を感じている。
それは真田昌幸が「大うそつき」であるから。
昨日の敵は今日の友 ということで、信濃の小さな一族が生き残る為にあらゆる知恵
を使うのだ。史実ではもっと生々しい謀略があってしかるべきと思うがそこは
ドラマ である。
ここまでウソや裏切りばかり見せられるといささか食傷気味である。
今のところ、武田勝頼、滝川一益、上杉景勝など裏切られた武将の方が人や義を信じる
日本人らしさを感じて共感できるのだが。。。
今後の展開次第でどうなるかわからないので
一応、最後まで見届けることとする。