2016.04.12
26年後
長野マラソンへ向けての最終調整 15km走
あの、忌まわしい岩野橋から折り返した魔の4キロをやはり最後の練習の場とした。
長野オリンピックスタジアム=長野マラソンゴール地点をスタート
まずはコースを逆走、30キロ地点から本番と同じコース取りで走る。。
最初は7分45秒/kmの慣らし運転からはいり、コースに入ったら7分00/kmに
と考えていたら、後ろからヒタヒタと迫り来る足音が聞こえた。
普段ならまあ、そんなには速い人ではなさそうだが間もなく抜かれるだろう、、
しかし31キロ、32キロ、33キロ、、、、
見ず知らずの恐らくはおっさんに、背後にピタリとつかれてしまった。
ペースを上げて引き離そうか、いや今日無理してはまずい、取り敢えず7分00
ペースを忠実に守り遂に35キロ地点の岩野橋を折り返すと、、、
そしたらおっさん遂に並走して話しかけて来た。
すみません、ちょうど今日の練習ペースと同じでついてきちゃいましたと。
さすがに人嫌いな林君でも、話しかけられれば応える、でしばし会話をしながら
走ってみると、、
おっさん、というかこのおジイさん、64歳からマラソンを始めて御年76歳
その間の12回全てで完走しているという。
そして80歳まではなんとか完走しようとしているそうだ。
76歳、、、、、、、、、、、、、
26年後に私は長野マラソンを走っているだろうか、、、
やけに考えさせられる出会いであった。
話が適当に途切れた時、残り3キロでなぜかスイッチが入ってしまいスパートして
ふと時計をみると5分40秒/kmペースに上がってしまった。
おジイさんを颯爽と置き去りにした代償に、変なところで脚を使ってしまい、
疲労が溜まってしまった。
おじいさんがんばれ。
多分本番ではどこかで抜かれるのだろうなあ。