2017.12.20
おんな城主 直虎
2017年 大河ドラマ
あまり話題にならなかった(視聴率も低かった)が一応観た。
主人公の直虎(柴咲コウ)が中盤から全く主人公ではなくなってしまい、
さして有名な出来事も出てこず盛り上がらないまま終わってしまった感じである。
(ドラマ的には小野但馬守の処刑の場面で終わった感があった。)
と文句ばかり言っていてもつまらないので。
森下桂子の脚本はよかった。
さすが あの感動のドラマ 仁 -JIN- を書いただけのことはある。
さまざまに張り巡らせた伏線や巧みな構成により「そう来たか」という場面を
楽しむことができた。
そして、歴史観。
歴史は語る人によって変わるものであるとの思いをつよく持った。
ドラマということは差し引いても歴史に答えはない(一つではない)のだと思う。
来年は西郷どん(せごどん)
大河ドラマお得意の明治維新である。
この明治維新も昨今は視点がいくつも出てきている。
司馬遼太郎に縛られることのないよう新解釈本を読んでから西郷どんでもみる
こととするか。