2020.11.16
爺ヶ岳 観念 2011
先日の大天井岳でフィナーレを迎えたつもりだった
が、また行ってきた
あまりに天気が良かったのと、雪もそれほど積もっていなさそうだったので、
軽アイゼンで行けるところまで行って、氷のように硬い雪に歯が立たなかった
ら、すぐに引き返す計画で出発した
結果的には、シーズン最高の登山となった
今回の登山でひとつ明確になった
それは、「冬山登山はキケン」という固定観念
もちろんキケンはキケンなので、そこは間違っていないのだが、冬山だから
キケンというわけではなく、冬山は天候が荒れるからキケンなのである
要するに、高所登山は天候が最大のポイント(キケン要因)となる
先日の登山は、2669mの爺ヶ岳中鋒山頂にいても全くの無風だった
しかも、2000mより上は積雪があり、普段は岩でゴロゴロした登山道が
平らになり、軽アイゼンでテンポよく歩ける
なおかつ、登山口の駐車場はガラガラ=登山者も少なく渋滞やすれ違いは
皆無でストレスなく登れる、
だけと雪をかぶった山々はこの上のない美しさだった
本当に登山を楽しみたいなら、この時期の快晴の日がベストだといえる
(もっとも無風という日はないのかもしれないが)
と、いうことで、誰もが知っている常識?を疑ってみることも大切という
ことを学んだ
(Hector L28mm F6.3 /F 12.5 ISO200 ss1/250)
相変わらず難しいレンズ(85年前製造)だが、絞り気味にするとシャープ
に写るようなクセがわかってきた気がする