2023.03.20
ペッパーミル騒動
WBCに夢中になっていたら、センバツ高校野球も始まった
どこかのチームがやるだろうなあ、と予測していたら、開幕戦の初回で早くも
ペッパーミルがでた
で、一塁塁審から、即注意をうけた
この件につき、賛否両論が沸騰している
賛=高校野球は教育の一環、ましてや相手のエラーで出塁してのパフォーマンスは
いけない
否=ガッツポーズとどこが違うの?喜びを素直に表現することこそ教育ではないか
簡単に言ってしまうとこんな感じかな
私の考え方(結構悩ましい問題で揺れ動いているが)
まずは、「また高野連か」という問題
パフォーマンスをした当該チームの監督は、
「これだけ日本中で話題になったのになぜいけないのか、理由が知りたい」とのこと
高野連は、
「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むよう
お願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、
プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」
つまり、不要なパフォーマンスは「従来より慎むよう」お願いしてきたしているが
これが理由の説明になっていない(前からそうしてきたからではちょっと)
高野連を代弁すると
「高野連は日本学生野球憲章に基づき、試合を通じてフェアの精神を体得する事、
幸運にも驕らず悲運にも屈せぬ明朗強靭な情意を涵養する事、の理念を実現する
ために、選手に対し不要なパフォーマンスを慎むようお願いしている次第です」
とこうなるだろう
高校野球は、学生野球憲章に基づき運営されているのであって、その理念に基づく
限り、文句を言われる筋合いではないのである
なので、外野の我々が今回の問題に対して、良いだの悪いだの意見を申す立場には
ないものと考える
したがって、高校野球においてペッパーミルパフォーマンスは不適当という答えしか
ない
あとは、学生野球憲章に共感できるか、解釈の仕方がどうか、、、
本当はそこをどう解釈するか、が問題なのだろう