2024.08.26
40−40
大リーグ120年の歴史のなかでわずか5人しか達成していなかった40−40
大谷翔平はその6人目となった
だいたいにおいてホームラン40本も打つバッターは、大柄な選手であるからして、
俊敏な動き=盗塁には不向きな体格をしている。
(打球の飛距離は体重に比例するのでホームランバッターは皆デカい)
つまり、野球においてパワー(本塁打)とスピード(盗塁)という相反する才能を
兼ね備えた選手は、最も尊敬に値するのである。
ここまでは、大谷の素質と努力によってなんとか理解できる。
だが、その40−40の達成を同日に、ホーム球場で、9回ウラ満塁の場面で、
解説者は「ここで打ったらマンガですね」といった矢先の初球で決めてしまった。
大谷翔平と同じ時代に生きて、その活躍を見られたことが素直にうれしい
後世の人は彼を伝説として観るのであろうから。