2024.08.28
台風の進路
今回の巨大台風(サンサン)の進路に注目している
山の天気予報を(有料)を観るようになってから、天気予報そのものの見方が
変わった。(学んだ)
気象図や数値というものは、現在の状況を表したものなので絶対なのだが、
その気象データをどう読み解いて「今後どうなるか」については予報を出している
機関それぞれなのだ。
私の見ている有料天気予報で進路予想図をみても、気象庁、米国海軍、米国GFS
欧州ECMMF、日本GSM、ドイツICONなどなど
それぞれの進路に微妙な違いがある。
今回は微妙どころか、進路も速度もかなりばらつきがあるので、それだけ難しい
台風と言えるだろう。
(気象業務法上、気象会社が進路図を一般公開することが禁じられているので表示
できないが)
ということは、そこのところはまだ、過去の経験値だとか情報(数値)をどう読むか
とかの人間の技量に頼るところなのかもしれない。
ということは、気象予報の世界において、傑出した予報をする才能の持ち主が現れても
良さそうなものだ。
そんな救世主の出現を待望する。
そうでなければ安心して生活できないくらい、いまの地球は異常だ。