2024.10.30
湯浅さんをおくる
みすず工業の、イコールゼロの土台を創ってきた人が、ついに引退の時を
迎えた。
昭和62年の入社以来、実に37年に渡り、産業廃棄物回収業務で先頭に立って
社員を引っ張り続けた。
昭和62年1987年といえば、みすず工業が産廃処分業に着手し始めた黎明期。
右も左もわからず、手当たり次第仕事をとってきては、回収現場にむかった。
労働環境が劣悪な現場も多かったが、人並外れた体力で先頭に立ったのが湯浅さん
だった。(半分クマではないかと思うほどの体力だった)
いつしか、「みすずさんの回収はすばらしい」とお客さまからお褒めの言葉を
もらうようになった。
そして湯浅さんの仕事の後に続いた社員も皆がんばり、評判となり、
みすず工業・イコールゼロの廃液回収・清掃作業は、会社の「カンバン=強み」
となるに至った。
最後の挨拶。
いろいろ、ありましたねーーーーーーーーーで話ははじまった。
本人いわく、短くも感じ、長くも感じた36年だったと。
大変だった現場ほど思い出深く話に花が咲いた。(それにしても酷い現場で、よくも
まあ回収していたものだ)
もう、これで湯浅さんが出勤しないのだと思うと名残惜しくて、話を途切れさせたく
なかった。。。
ミスターみすず工業
湯浅さん、ありがとうございました。(寂しくなるなあ)
去り際にひとこと
「く のことをよろしく頼みます。あんな奴は、他にいませんから」
最後まで仲間思いだった。