2026.08.10
終のすみか 潮時
プライベートなことを語るのは全く意に介さないのだが、
母親のことについては、なぜか今まで語ったことはなかった。
(特に隠しておいた訳ではなかったが)
認知症の話はいまや珍しくなく、というより高齢の親を
抱えた世代では当たり前のように話題に上がってきていたので、
驚くことはなかった。
何年前からか、天然系のマイペースな性質から、その境目が
わかりづらかったが、あるとき認知症のテストを受けた段階で
すでに「中程度」に進んでいた。
(時計の絵、文字盤を逆方向に書いていた)
それからは、薬を飲みつつ通院しつつ、
デイサービスに通いつつ、、、
人のことを忘れ、できることが少しづつ減り、
感情が抜けて、表情も抜けて、喋らなくなっていった。
この数ヶ月は兄が同居して面倒を見ていたおかげで、生活が
できていたが、もはや自分の意思で行動することは無くなって
いた。
あとは施設に入るタイミング
いつを潮時とみるかだった。
これがむつかしい
つづく

