2017.10.11
視察研修 2017
長野県資源循環保全協会
つまり産廃業の業界団体の恒例の企業視察研修に行った。
今年は群馬。
ちょっとした出張よりも近いのでとても「旅行」気分にはならない。(いや、もと
より研修である。)
視察先は 群桐エコロ
132t/日という焼却溶融施設に加えて、低濃度PCBの処理施設を擁する、近年
飛躍的に設備が充実してきた企業である。
「豚の丸焼き方式」のPCB筐体の固定焼炉など最新設備は目を見張るものがあるが、
一番感心したのは「人の手」だ。
この施設に入ってきたものは、すべてリサイクルされる。(捨てるものはない)
なので、最終的には人の手によってより細かい選別がされる。
気の遠くなる作業だ。(飽きっぽくて不器用な私には絶対にできない)
最後はどこまで細かく分けられるかだろう。
究極、分子レベルにまで分ければこの世にゴミなどというものは存在しないのだから。
昭和11年に木組みの足場で建立した巨大な高崎観音も人の手による労作である。