2018.03.14
部活改革
学校スポーツー部活のあり方について国から指針がでた。
つまり、
学期中平日は2時間、休日は3時間程度の活動時間とする
平日1日、土日1日を休養日とする
中学校の部活に対する指針だが原則高校にも適用する。
さあ、指針を遵守しましょう。
平日
アップ、キャッチボール、バッティング、守備、クールダウン
ここまでで2時間。100人を超す高校野球部が全員練習に参加するとなると
3箇所のバッティングゲージで一人5球=1分×30回転=90人
一人5球のバッティング練習ということになる(極端に少ない、というかほぼ
練習にならない)
土日
練習試合、アップ30分、試合開始9イニング2時間ちょっと、終了
日曜日はお休み
土日に練習試合を1試合できるということになる(公立高校でも土日で4試合
はこなしている、試合数を多くしないと試合に出られる選手が限られるので)
これを守れるか。
平日から半日練習をし、公欠をとって練習試合を組み、土日は確実に4試合を
こなす私立強豪校がである。
甲子園出場=知名度アップ=入学者増=経営安定
という私立高校にとって経営に直結してくる大切な経営戦略である。
おそらく、指針を守らない者勝ち状態になってくるので、今以上に私立と公立の
実力差が広がるだろう。
指針を守ったら守ったで、オリンピックを目指すような競技力の向上は諦めない
といけない。
と、いうことで私の予言へと日本は導かれるのである。(当たらないところ願うが)
高校スポーツという教育の現場でルール(指針)を守るのか守らないのか。。。
高校野球の現場で動向を見守りたい。
(平日半日練習は体育コースの「授業」だったからいいのかな)