2008.10.22
情報の洪水
リクナビ2010
参画企業向けのリクナビ操作画面の説明会に出向いた。
自分たちのころ、アパートに段ボール箱が送りつけられ電話帳何冊分にもわたるリクルート企業ブックが来た時代とは大違い。
今やすべてネット上で企業検索を行い、気になる企業はブックマーク、そして企業エントリーを行う。
また会社説明会の告知や予約、もちろん面接日の予約まですべてネット上で行うことになる。
そのツールを使いこなすために2日間レクチャーを受けるわけだが、ツールもかなり便利で多機能である。
何社もエントリーをしている優秀な学生の気をそらさぬ様にと、フォーローメッセージや人事担当者のブログ、会社の様子を知らせるフォトアルバムを作成し送るなど、さまざまな手法で学生にアプローチをかける手だてを学んだ。
企業側としては当然各社競って工夫を凝らし情報を発信するわけだが、考えてみると受け手側の学生は大変である。
がんばって沢山エントリーをしたら、その企業数かけることのメッセージの数がおそらく毎日のように届くことであろう。それも企業ごとに工夫をするとはいえ似たような内容のメッセージが次々と届く。
まさに 「情報の洪水」 である。
次々に押し寄せてくる情報を彼らはどう捉え、取捨選択していくのか。
その選択能力も最適な就職先選びを左右するのだろうと思った。
学生さんたちの 「うんざりさ」 加減を考えると無駄な情報を送りつけないことが就職活動の妨げにならなくてよい気もするのだが。。。
わが社も他人ごとではない。気にとめていただけるような情報発信をしなくては。