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2009.02.9

東京の合説

2010年卒のリクルート合同企業説明会in東京に参加した。

 

今年の求人活動はここがポイントということで資料を大量に用意してオープンの時間を迎えたが、、、。

11時に開場してからも一向に学生がブースに訪れない。

1時間近くたっても訪れないとさすがに不安になってくる。

 

ふと ヘミングウエイの小説 「老人と海」 を思いだした。

キューバの老漁師サンチャゴが漁に出て84日も全く収穫のない日が続いたあとに、生涯に一度出くわすことがあるかないかの巨大なマカジキに遭遇したという物語を思い出し、

 「このように全くブースに人が来ないのは、すごい人に出会える予兆かもしれない」 などと考え事をしながらひたすらブースで待った。

 

結局11時から17時の時間でみすず工業のブースに訪れてくれたのは9人。

数ではなく質が大切ではあるが、それにしても長野での合説に比べると少ない。

他のブースの状況をのぞきに行くと、学生が並んでいるのは 銀行 と 食品関係の会社である。

 

不況もここまでくると学生はやはり安定志向・知名度のある会社に走るのではないか、と実感した。

確かに銀行は安定?というか安定しているように見えるし、食品会社は一般消費者の認知度が高い。

また、今回は長野県の企業の集まりであり、全国的な大企業に集中しているのかなとも思った。

 

金融機関に優秀な人材が集中するのは当たり前といえば当たり前だが、やはりモノづくりや、何かモノに携わる企業に人材が投入されないと日本の発展はないのではないか。

 

銀行がお金を貸したくなるような、健全で世の中の役にたつ企業がなければお金を貸し出す先もないというものだ。

金融だけでは国は発展しないということはアメリカの例を見ても明らかである。

 

はたしてサンチャゴ老人のように生涯一番に出会えるかどうか。