2010.06.30
負けて泣く
負けて泣く。 すばらしいことじゃないか。
日韓ワールドカップの決勝トーナメント。
トルコに1-0で負けた時に涙した選手、サポーターが何人いただろう。
負けて悔しい思いが強いからこそ、選手は涙した。
我々も涙した。
負けから学ぶことほど次なる成長への大きな糧はない。
駒野はどん底だろう。悔しいだろう。挫折といってこれほど大きな挫折を味わうことも無いだろう。
それはそうだ、未だかつて誰一人として経験しなかったPKの舞台で、唯一の経験をした日本人なのだから。
挫折した人間ほど強い人はいない。
挫折した人間ほど次への飛躍が大きい人はいない。
そんなかけがえのない挫折をした駒野選手がある意味羨ましい。
彼の人生はこの経験によって、他に比較することのできないくらい深みのあるものになったのではないか。
敗戦からの出発。
日本はここから成長を遂げるのだ。