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2010.09.15

3年前3年後

来年の事業計画の策定もいよいよ佳境に入ろうとしている。

 

と言いたいが、まだまだ来年の話を始めるに至っていない。

今年は3年計画の3年目、つまり今までの3年間でやってきたことのまとめの年である。

と同時に次の3年間に何ができる会社になるのか、を考えるときでもある。

 

今は、役員での検討と並行して、部門長にその宿題を投げて、宿題の答えを聞いているところだ。

宿題は、

  1)3年前の部門の状態・課題、現在までに出来るようになったこと、そして課題として残っていることは何か

  2)3年後に自部門、他部門はこうなる、それを実現するための課題は何か

である。

 

改めて3年前の状況を思い返してみると 「何もやっていなかったな」 と感じる。

やらなければならない課題が山積みだったのに何もしないで手をこまねいていた。

(もっともそれまではそれら経営課題に向かうまえに余計な事柄に向かわざるを得なかったのだが)

 

でも3年たってみて、今は違う。みすず工業は変わりつつある。

それを今一度、部門長には感じてほしいと思い3年間の振り返りをしてもらった。

 

そして3年後である。

なぜ3年間かけて次のゴールを設定するかというと、いまやろうとしている会社を変えるということは目先の数字ではなく、一人ひとりの意識レベルでの変革を意味するからだ。

むろん、数字は大切。

一か月単位で収益の計算をするし、銭単位で処理原価をはじき出すことはしているし、会社の成績表である決算は1年ごとに出てくる。

 

が、しかしそれはあくまでも過去のこと。

 

いまやろうとしていることは数字では表せない、意識レベルでの向上である。

仕事に対する考え方や行動や習慣自体を変えていくのはとても1年単位で出来る話ではない。

 

3年間かけて毎日の仕事のなかで耳にタコができるくらい口酸っぱく訴え続けて、手を変え品を変えいろんなやり方を試してみて、ようやく 「3年前とは少し違うな」 と言えるようになるのではないか。

 

なので、3年後にみすず工業はどうなっているのかを定めるのは非常に難しい。

そういうときに部門長の考え方はとても参考になる。

さて、今日もどんな話が聞けるのか。。。