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2010.11.1

ドラフト会議

先週のスポーツ界の話題と言えばプロ野球ドラフト会議。

 

今年のドラフト会議はハンカチ世代というのだろうか、大学野球界に逸材のそろった「豊作」の年だったと言っていいのではないか。

 

このドラフト会議で実力を試されるのがスカウトだ。

全国津々浦々に張り巡らされたネットワークを使い、東に良い投手がいると聞けば練習を見に行き、西にすごいバッターがいると聞けば、大会を見に行く。

そしてその選手の能力を実際に見るとともに、性格や故障歴などの背景、他のスカウトとの接触などを調べ上げて、最終的にリストアップして、指名につながる。

 

球団の事情も踏まえて、即戦力として指名する選手もいれば、将来を期待して指名する選手もいる。

 

しかし、そうやって指名した選手が、思っていた通りに活躍する世界ではないのが難しいところだ。

また、無名の選手が大成するのもこの世界だが。

 

即戦力の選手ならばある程度目安はつくが、将来を期待してということになると、その選手の 「伸びしろ」 をどのように見極めるかという事が問題になってくる。

 

と、ドラフト会議のことを考えていると、わが社の求人活動に似ている事が良くわかる。

 

みすず工業のドラフト会議は 「将来性のある選手」 をさがすという、最も難しい選択をしようとしている。

今現在の実力より、将来の伸びしろがある学生を見つけ出す、しかも他の会社との激しい競合の中でである。

 

ここが みすず工業スカウト部長 としての私の腕の見せどころ。

いまは、毎日エントリーしてくる学生たちの名前を眺めながら、どのような作戦で求人をしていくか、作戦を立てている最中である。