2011.06.10
ステッカー作戦
「こころ」 は誰にも見えないけれど、「こころづかい」は見える
「思い」 は誰にも見えないけれど、「思いやり」は見える
少し前に、繰り返し流れたCMで、未だに耳の中に残っている。
大震災から3か月が経とうとしている。
みすず工業では、とある業者が提案してくれた「ステッカー」 を自分たちの 「思い」 や 「こころ」 を表現するものとして貼ることにした。
人の気持ちは飽きっぽいものだ。
ひとのうわさも七十五日、とかのど元過ぎれば熱さ忘れる、とか昔の人はうまいことを言うものだ。
まさにその通り。人の気持ちというものは過去を忘れるようにできているのかもしれない。
だが、今回ばかりはこのことを過去のものにする訳にはいかない。
復興どころか復旧だってままならないのだから。
であるから、今の気持ちを忘れないためにも、自分自身に問いかけ、そして自分自身から発信するためにステッカーで意思表示をすることにした。
いち田舎の小企業であるみすず工業が、日本の復興に対して何ができるのか、、、
大それたことはできないかもしれないが、自分なりに「新しい考え」に基づき会社の舵取りをしていきたいと思う。
日本の復興とは
単に震災前の生活に戻るのではなく、震災を教訓として、今まで享受してきた過度な物質的豊かさを捨てた
新しいライフスタイルを築きあげる事ではないだろうか。
AKBの総選挙に投票する人たちくらい真剣に、われわれ有権者も真剣に政治家を選ばないといけない。