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2011.06.15

CCP

BCPのセミナーに参加した。

 

BCP (Business Continuity Plan) 事業継続計画

つまり、災害などで被害が大きくなり、自社の事業継続が困難な状況下で、如何に事業を継続するか

の計画を前もって準備しておくということ。

 

この数年話題となりはじめた計画で、当社でも今年度の事業計画に計画の策定を盛り込んでいたのだが、今回の大震災で一気に注目を集めるようになった。

 

簡単にいうと

   1)対策の前提  被害を想定する

   2)初動対応   人命安全確保、安否確認など

   3)復旧準備   被害情報収集、インフラ復旧手配など

   4)本格復旧   優先業務の選定、事業再開

 

となるが、セミナーを聞いていてどうも違和感を感じてしまった。

おそらく、BCPとはこういうものなのであろうが、みすず工業がやろうとしていることとは少しずれがある。

 

そこで、こう考えるようにした。

   BCP  Business Continuity Plan  ではなく

   CCP  Customer Continuity Plan

つまり、当社のお客様の事業を継続させる為に我々はどう対応しなくてはならないのか。

この切り口で考えていくと、みすず工業らしい計画ができるものと感じた。

 

であるから、何も地震に限らず、あらゆる災害によって廃棄物を回収・処理リサイクルできなくなる可能性がある。

また、不可抗力による営業停止においても同じ。

今の法律においては、たとえば酔っ払いとケンカになり右の頬を殴られたら左の頬を差し出さなくてはならない。

下手にそれを防ごうとして防戦して相手が傷ついてしまったら傷害事件となり、営業停止どころか営業許可取り消しになりかねない。

われわれ役員はイエス・キリストのような人格者たる事を求められている。

 

みすず工業はサービス業。

お客様(製造業)の安心安全な生産活動のサポート役に徹するという仕事をしているわけだから、

当社が廃棄物回収を滞らせたおかげで、お客様の製造ラインを停める訳にはいかないのである。

 

BCPのマニュアルに沿って立派な計画を創ることは簡単。

でも計画を創ることが目的ではないので、実際に役にたつ、みすず工業ならではの計画にしなくては意味がない。

(このことは、会社のすべてのルール作りに言えるで、耳にタコができるくらい繰り返し言っているつもりである。)

 

MISUZU Customer Continuity Plan

企業の骨格として整備していくこととする。