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2011.09.22

勉強と修行

最近の私の仕事と言えば、専ら来期の事業計画の方針策定である。

 

12月決算のわが社では、1月からの新期に向けて、まずは一人自分を見つめる事から始めるのが7月のこと。

 そして

世の中のこと(世界経済)、環境問題、わが業界の状況などなど順番に思いを巡らして、

10年先のみすず工業、そして2013年のみすず工業はどうなっていたいのか、、、

とだんだん的を絞って、

じゃあ、来年は何をすべきなのか、を決めていく過程に差し掛かっている。

 

会社全体の目標、部門の目標と達成のための具体的な手段など

事業計画を立てたら、その進捗を毎月の会議で確認をして計画を計画だけに終わらせないようにしている

なんてことをかれこれ2008年からやり始めて4年目に差し掛かっている。

 

そうやって目標や課題を持って、仕事をしていると少しづつではあるがいい方向に向かっていくのが実感できる。

これこそ数字に表れない会社の実力というものだと思う。

部門長が中心となって、社員一人ひとりが今までできなかったことをできるように、様々な事を学習をしてそれぞれ成長してきている。

 

しかし、それだけでは限界があるように私は思う。

逆に言うと限界がそこに見えるほど、社員はよくやってくれてきたとも言えるのだが。

 

じゃあ、これから先会社の実力をつけていくために、社員一人ひとりがやっていかなければならないことは何なのか。

 

   それは意識や考え方を変えるということ。

 

よりよい仕事をするために、今までのやり方を変えたり新しい取り組みをしようとしたりする時に今まで通りの意識下では突破口が見いだせないのである。

たとえば技術開発なんて、そもそも「できっこない」ことを実現しようとするのだから。(それができるから価値がある。)

 

    意識や考え方を変える

言葉で言ってしまうと簡単だし、理屈は解っているのだが、それを具体的にどういう方法で変えるように仕向けていくか、、、

 

とある地元出身の大社長の経営理念を、気のきいた保険屋さんが持ってきてくれて、それがふと目に着いた。

 

   知識の習得は勉強で見に着くが、人間性を高めるには修行をしないといけない。

 

意識や考え方を変えるということは正に、「人間性を高める」 事に他ならないのではないかとハタと思った。

それはやはり「勉強」の域を超えた世界、修行という意識をもって事に臨まないと人間そうは変わらないのだろう。

 

うちの社員はまじめで仕事熱心だ。なんら人間性の悪いところはない。

しかし、更に善い方向へ人間性を高めていくことをしないと、より社会の役に立てる会社にはなりえないのである。

 

自分を筆頭に日々の中でどう修行していくか、、、、

勉強だけでは足りないのだ。