2011.10.13
社長降格
長野県産業廃棄物協会の研修視察旅行。 今年は静岡、愛知方面へ行った。
1日目は
と
富士エコリサイクル (富士通をなどが出資した家電リサイクル会社)
を見学した。
両社とも感じたのはメーカー視点での廃棄物リサイクル活動をしているということ。
●NECアクセステクニカ
ひと言でいってしまうと 「巨大な手作り企業」 生産ラインの組み立てから、ひまわりの栽培(事業の一部)まで社員の手作りでやってしまうというスピリッツを感じた。
また、生産にはムダが大敵。
各生産ラインにかかる時間が遅くても早すぎてもダメ、という事でそのことを示すために
廊下に距離表示と時間が書かれている。
つまり 「●メートルを●秒で歩く」 という意識付けをしているのだ。
日本の製造業の底力はこういうところにあると見た。
●富士エコリサイクル
ここはネジを右に回して作った製品を左に回して解体するというもの。
つまりVTRの逆回しである。
当たり前のことではあるが、VTRを逆回しして一番初めに戻れば、そこには廃棄物はないのだ。
原理原則は意外と単純なところにあるのかもしれない。
で、なぜ社長降格かというと、
やってしまった懇親会。
一昨年の金井事件(金井君はいまでも社内では社長扱いである)
のことを散々言っておきながら、いざ今年の懇親会では私自身が途中で名刺を切らしてしまった。
言いわけを言うと、いつも名刺入れは3つ持ち歩いていて、
一つは免許証や車のキー入れとして使っているので名刺はわずか入れているもの、一つは普通に名刺を入れているもの、一つは名刺のストックように大量にいれているもの
のなかで、免許証、キー入れの一番少ないものをもってきてしまったからだ。
しかし、、、、、私が営業やっていたなら会社は売上 上がらないだろうな。
それどころかおそらく、私はこの会社で社長以外何もできないだろう。
営業できるわけでもなし、収集運搬では車をこすってしまうだろうし、技術を解っているわけでもなし、簿記が解っているわけでもなし、、、
要するに皆適材適所、それぞれの役割があるということだ。