2012.02.3
監督失格?
ベイスターズの中畑監督、インフルエンザでダウン。
中畑さん、そういうのは 「勇気ある撤退」 とは言わないですよ。
インフルエンザにかかって休むのは常識です。
プロ野球選手が売るものは 「夢」
そしてその夢を売るための商品は選手それぞれの 「体」 である。
だから、プロ野球選手の体調管理は、我々企業で言うところの生産管理、
みすず工業でいえば日々ルールを守って安全作業を徹底するとか、細部に気を使ってクオリティーの高いリサイクル製品を創る工程であったりする。
その、トップである監督がキャンプ二日目からインフルエンザにかかってしまうとは、何ともお粗末な事である。
これでは選手が言う事を聴く訳がない。 (私だったら聴かない)
明るい事はいいことだし、夢を売る商売なのでマスコミ受けとかファンサービスには良いのかもしれない
が、単なる野球バカ ではいけない。 と私は思う。
野球をやっていた経験からすると、たまにそういう野球バカがいた。
子どものころから野球漬け、私立名門校へ進み甲子園を目指す、そして神宮の星へ、、
確かに彼らの野球技術、センスは超一流だ、、、、
だが、野球のこと以外はからっきしだ、やがて彼らは社会人野球へ行き、或いはプロへ行き、
成功する人も居るだろうが、それでもせいぜい30台後半まで、その後プロ野球の世界に残れる人はほんのひと握りである。
大半はプロ野球の世界から去り、社会人野球の世界から去る。
そこから彼らが生きてきた社会とは違う、普通の社会 シャバ に出る。
この時に野球しか知らない人は大変なことになる。
本当に長い人生はそこから、その時に 甲子園はよかった、神宮ではヒーローだった、元プロ野球選手
といった過去の栄光に浸っていたのでは余りにも哀しい。
だから、野球を通じて何を学ぶかが大切になる。
また、野球と同時に何を学ぶかが大切になる。
こんなことを言って、ベイスターズがAクラス入りして、私がインフルエンザにかかってしまったら、世間に顔向けできないなあ。
(インフルエンザは予防注射うっているので大丈夫だとは思うが)