2012.04.17
長野マラソン2012 敗因
4時間7分37秒 の中身を分析するとともに自己分析をしてみたい。
まず、
負けは負けである。
(そもそもこの様な考えではとても楽しんで走るというランナーには、なれないなあ)
タイムで言うと
前回が4時間6分34秒、今回はバーンとピストルが鳴ってからスタートラインまでが1分45秒くらい、それを差し引くと、4時間5分52秒であるからほぼ同タイムということになる。
練習量を見ると
前回 1月 242km 2月282km 3月361km
今回 1月 46km 2月133km 3月305km
距離だけではないが、練習量が全く違う。
今年は正月練習で腰痛が発生し、しばらく休んだあと2月から恐る恐る走り始めて、3月下旬にようやく30kmまで距離を伸ばすことができた程度だ。
ではなぜその割にはタイムが良かったのか。
良かった点と言えば、フォームを改造したこと。
東京出張の際には早朝皇居を走ることにしているが、走っていると誠に良く抜かれる。
もっとも速く走る練習ではないのでそれはそれで良いのだが、抜かれる人の背中を何人何十人と見て、はたと思ったことがある。
それは、みなピッチ(脚の回転)が早いということ。
私自身も一度ピッチを見直し160歩/分に修正した事があるが、それでも皇居で走っている誰よりも遅い。
で、再度ピッチを上げる走法に変えて、最後の1ヶ月は 170歩/分 でのフォームづくりに集中した。
長身の私がちょこちょこ走るのはダイナミックさに欠けてしまい格好わるいが、そもそも脚筋力が圧倒的に不足しているので一歩の蹴りに負担をかけない選択は合理的だと言える。
そして、これも最後の1ヶ月ボクサー並みの減量で、一時は84kgあった体重を76kgまで絞り込んだ。
この二つが功を奏して、
軽い体で脚に負担をかけずちょこちょこと小股走りをすることにより、スイスイと25km付近まで行けたのだと思う。
では、何が敗因か?
林宏道自身の根本に関わる重大な原因がそこにはある?
それはまた明日。