New entry

57歳の小目標 皐月

通知表 2024

敗因 2024

長野マラソン 2024

前日気分 長野マラソン2024

New entry

仕事のこと

ゼロの風景

私の思い

人 ひと

Private

マラソン日記

こだわり

ZEROへの道程

New entry

2012.09.28

+と−

福島原発由来の「指定廃棄物」の最終処分場候補地が茨城県高萩市に決まった。

 

市長が言うように、全くの「寝耳に水」だったのであろう。

市民も冗談じゃない!と声を荒げている事であろう。

 

これは何も茨城の人に限った事ではなく、日本国中どこでも起きる当然の反応だと思う。

では、セシウムが基準以上に検出された焼却灰をどうすれば良いのか?

答えは分かりきっている。考え得る最良の手段をもって、どこかに埋め立てるということ。

 

現代の快適で便利な暮らしは産業の発展イコール電力のスムーズな供給のもとに成り立っていたといっても過言ではない。

で、日本国は誰が悪いのかはおいておくとして、過ちを犯してしまった。

犯してしまった以上、罪は償わなければならない。(子どもたちの代に先送りはしたくない)

 

つまり、いいことばかりを享受して、都合の悪い事は受け入れないという訳には行かないと私は思う。

自分たちの蒔いた種なのだから。

 

   快適な生活は享受したいが、ゴミは受け入れられない、

   尖閣諸島は日本の領土だが、中国との経済関係は悪化したくない

   (経済成長をして快適な生活を享受したい)

 

では何も解決しないのである。

良い事ばかりではなく、悪い事、痛みも受け入れる覚悟が無ければ日本は本当に終わってしまう。

 

欲しがりません勝つまでは

臥薪嘗胆

 

といった言葉はどこに消えたのであろうか。

戦時体制が良いというつもりは毛頭ないが、日本人の覚悟としては見習うべきものがある。

 

しかし、「日本人の気質の変化」というところに問題可決の根っこがあるとすれば、それはそれで厄介な問題である。

時間がかかりそうな問題だ。

 

(高萩市に対し、受け入れ拒否はけしからん、と言っている訳ではありません。)