2012.11.1
ジャカルタ日記 視察編
ジャカルタは一日中渋滞であった。
まずはインドネシアの事情を総ざらいするため
■JETRO
自ら商社マンとして東南アジア諸国を駆け巡り、縁あってインドネシアJETROに駐在する海外赴任豊富な方にお話を聞いた。
インドネシアという国家をひと言で言ってしまえば、「多様性と寛容性」
9割近くがイスラム教徒でありながら他の宗教の存在も認める、(なのでイスラム教は国教ではない)また自己主張をするよりは上の人の言う事を従順に聞く(時に聞いてしまう)などが特徴である。
インドネシアに対する愛情を感じられる、そして日本との架け橋になりたい気持ちを感じる話し振りであった。
■ヤマハ
ギター製造工場を見せていただいた。
本日で11年に渡る海外赴任を終了する社長さんの 「生の声」を聞いた。
近年の労働争議にはほとほと困り果てている様子、これからの年々賃金は上がる一方らしい。
■ソーデ ジャカルタ
長野県にも会社のある企業で、現地会社と合弁会社を造っている。
長野県出身の社長さんも海外18年の大ベテラン。
日系企業のプライドを保ちながら事業を行う事に大変苦労されているらしい。
例えば、、、
排水処理で見ても、当たり前だが設備を通して処理をしているが、ローカルは××××(推察した言葉を当てはめてください)
そのコスト差は莫大だが、それでも勝負をしようという意気込みが感じられて頭が下がる思いであった。
(我々の出番はここ、インドネシアでもなさそうである)
写真は分析室で働く女性社員。
イスラム教の教えに従い、と頭を布で覆っている。
こういう人もいるかと思えば、普通にしている女性もいる。
ここらあたりもインドネシアの寛容性というやつらしい。。