2013.09.20
月が奇麗ですね
昨晩は月が奇麗でした。
と、いいますのも、私こと ようやく走り始めたからです。
ちょうど夏真っ盛りの7月くらいから、走るのをさぼり始めまして、
一旦さぼり始めるとそれがクセになり、つい走るのを忘れてしまひます。
それはお盆休みも引きづり、(普通は長い休みには走りはつきものでしたが)
平日も飲み会続きで、走る事ができずにいましたが、
ようやく、今週くらいから元の生活を思い出しまして、
スポーツジムでベンチプレス(胸筋の鍛錬)をやること、トレッドミルで走ること
そして、近くの山へ走ることを思ひだしました。
ジヅキ山の麓まで走って参りますと、月が奇麗でした。
中秋の名月ということです。
そんなとき、夏目漱石の名訳を思ひだしました。
漱石が英語教師をしていたころ、
I LOVE YOU
を 我君ヲ愛ス と約した学生に対して、
月が奇麗ですね としなさい、それで伝わりますから
と教えたそうです。
まことに美しい、情緒漂う日本語ですね。
改めて日本語って素晴らしい言葉だなあと思いました。
もっとも、当時は良い時代でもありました。
いまは、同じ日本語を話す人の間でも、より直接的な表現が求められます。
ましてや、ビジネスの世界では曖昧さや情緒を一切排除した簡潔な表現が
求められます。
ここのところ、そんな言葉ばかり探していたので、余計にこの
月が奇麗ですね
がいいな、と感じました。
今日はそんなことで、ブログまで デスマス調 になってしまいました。